ものづくりから始まる科学 ~ラジオ工作から電波発電まで~
関東大震災の教訓から始まった日本のラジオ放送、当時は鉱石ラジオが主流でした。鉱石ラジオや後継のゲルマラジオは工作ラジオとして記憶されています。従来のイメージを覆すフープ型ラジオHOOPRAは、ゲルマラジオを応用し、試作を重ねる中で発明しました。脱炭素化や循環型社会に資する、外部アンテナも電池も不要で感度良好なラジオ受信機です。HOOPRAは広範囲でLEDを点灯できる電波発電装置に発展しています。本講座では実演を交えて、1世紀間見過ごされたラジオに関する福井大学発の発明と発見について紹介します。本講座は、「いま伝えたい! 福井大学おすすめ講座 ~工学部~」として開催いたします。
2007年から継続している電子工作の公開講座には、現在までのべ1,000人以上参加していただきました。元受講生の皆さん、お元気ですか。フープ型ラジオを製作された受講生もたくさんいらっしゃいましたね。今回は製作はありませんが、久しぶりに参加していただけると嬉しいです。工学部での「ものづくり」や科学技術に関心のある皆さまの参加をお待ちしております。
日時:2023年11月3日(金・祝)(文化の日)【教育・文化週間】※
10:00~11:30
会場:アカデミーホール(福井大学文京キャンパス)
福井市文京3-9-1
対象:一般、学生、教職員 先着100名
入場無料
申込締切が2023.11.1(水)まで延長になってます。
ものづくりから始まる科学.pdf
お申し込みはこちらから:
【講座番号43】いま伝えたい!福井大学おすすめ講座「ものづくりから始まる科学 ~ラジオ工作から電波発電まで~」
https://chiiki.ad.u-fukui.ac.jp/cate6/16407/
以下の論文の内容を話題として、実験にまつわる背景や秘話をまじえて紹介させていただきます。
以下の論文はオープンアクセスの論文なので、PDFを無料でダウンロードして読むことができます。
https://doi.org/10.1002/ente.202300604
https://doi.org/10.20965/jdr.2023.p0666
※ 11月1日から7日までは「教育・文化週間」です。
初稿投稿 2023.9.30