福井県内ではNHKとFBCによりAMラジオ放送が行われています。電池式ラジオや無給電ラジオの利用に関する受信可能エリアと現実的な受信性について整理しています。この図は全国の送信所や中継所の送信出力をマッピングしたものの一部ですが、これまで議論されていないような観点が色々整理できます。中波AMラジオ放送の放送波は災害時にこれまで以上の有効活用に繋がる点も出てきました。補完放送のVHF-Low帯のFM放送波にはない特徴として、既存放送インフラとして全国に多く存在するAM送信所の新たなる有効活用となり、国際的に周波数を継続利用にも繋がるものです。
(初稿 2020.8.2)