本やカードを開くと立体的なオブジェクトが飛び出たり、うごくものを、切り紙、ペーパークラフトとして試作しています。それに電気によるしかけを施した、しかけペーパークラフトを創造しています。しかけは、
・LEDで光る
・音楽を奏でる
・アイテムが動く ← モータではなく薄型アクチュエータ(当研究室の特許を活用)
・IoT
などです。電気で『動く』は、しかけ本、しかけ絵本でもなかなか無いですね。モータでは大きすぎますし音がしますから。研究室で特許を持つ導電性布帛アクチュエータ(人工筋肉)を使うと簡単に実現します。0.5~1mm程度の薄い素子なので、グリーティングカードの薄さを損なわずに可動機構を電子制御で無音で組み込めます。
今回、骨格となる氷の結晶のグリーティングカード本体の試作を紹介します。
折りたたんだ状態でA5サイズです。封筒に入れて郵送できますね。

展開した状態です。


これに仕掛けを施していきます。これだけでもグリーティングカードとして迫力あります。0.7mmの厚紙で試作しましたので、がっちりしていて耐久性がありそうです。

