Replicator2XのZステージの剛性アップ
MakerBotのReplicator 2XはABSに最適化された3Dプリンタの発展史上で重要な存在である。造形性能は高いが、この機種の最大の欠点は、ステージがプラスチック製で剛性が弱く、たわむ。毎回ヘッドの高さ合わせを強いられる。剛性アップとして、市販キットも存在する。しかしそうしたキットは使い勝手やコストにも疑問がある。かねてから構想していたZステージの剛性アップに踏み切った。側面を金属のアングルで補強する方法より、金属プレートをリニアブッシュでZスライドさせる方がプラスチック部品を排除できるので剛性が格段にアップする。
金属のプレートは、市販されているこの手のキットのどこよりも厚くしてCNC加工で製作した。重量もまったく問題にならない。作業性を上げるために、別の3Dプリンタで使っている複数枚の耐熱ガラス板をそのまま共用とし、造形後はガラス板のステージごと取り出してワークを外す、簡単にステージを交換しながら次々に造形できるようにした。
装置起動時に行われるZリミットの自動確認のみで、こまめな高さ合わせやが一切不要になった。耐久性と精度を見極めていく。




(2020.7.11 初稿)
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小学生時代に始めたラジオ電子工作を原点として、半世紀を超えて電波・電子技術の探究と実践を続けています。学生時代には工作好きが高じて秋葉原の電子部品販売店「秋月電子通商」でアルバイトしました。電子楽器にも親しみ、電子工学を志しながらも、得意分野であった応用化学の道へ進み、現在は材料、高分子アクチュエータ、音楽ロボット、電波技術をはじめとする分野横断的な研究・教育活動に携わっています。
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