『演奏支援システムおよび制御方法』を特許出願 (特願2018-27425)

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。本技術は人工知能による音楽における人とロボットの共生の夢を実現します。

楽器の演奏の練習や、コンサート、カラオケ等においては、MIDI規格(Musical Instrument Digital Interface)(登録商標)等の楽曲データをスピーカー等で再生して、その再生した楽曲に合わせて演奏者が楽器を演奏するという試みが行われています。この楽曲データは、予め作成しておくこともでき、その際、抑揚、起伏、強弱、緩急等をつけて表現豊かな楽曲データを作成したとしても、実際に再生されるときは、作成した通りにしか再生されません。このため、演奏者は、再生された楽曲に合わせるだけという事態になりかねないし、その結果、機械的な演奏になってしまい、いわゆる人間味が失われます。

本発明(特願2018-27425,出願:2018.2.19)の目的は、楽曲データが再生された楽曲に合わせて演奏者が楽器の演奏を行う際に、表現豊かな楽曲を得ることができる演奏支援システムおよび演奏支援方法を提供することにあります。音楽における人とロボットの共生を実現するもので、この発明により、人の演奏意図により楽器演奏ロボットやMIDI音源との合奏が実現します。

本技術内容の一部となりますが、2018年春季研究発表会(於:日本工業大学宮代キャンパス、平成30年3月13日(火),14日(水),15日(木))にて、2件発表する予定です。


●人の楽器演奏と打楽器演奏ロボットの共演時に人のリタルダンドやアッチェレランドの演奏意図でテンポを統制するシステムの開発、○庄司 英一,瀬戸 颯一郞(福井大院工)

●コンガやタンバリンなどの打楽器やエレキギター演奏時のテンポのリアルタイム計測手法の開発、○庄司 英一,瀬戸 颯一郞(福井大院工)

この動画では演奏にコンガを使っていますが、楽器はコンガに限らず、タンバリン、エレキギターをはじめ、打楽器、弦楽器、管楽器など、多くの楽器に対応します。汎用MIDIデータですぐに合奏が楽しめるもので、本技術は人工知能による音楽における人とロボットの共生の夢を実現します。

このデモンストレーションでは、まず、比較のためにテンポを一定(BPM=78)にして作ったMIDIデータによる演奏がしばらく続きます。ここではコンガをたたきません。次に、人がたたくコンガのテンポで楽曲全体のテンポが変化します。揺らぎます。リタルダンドは、人がコンガたたくテンポをゆっくり下げることで行っています。MIDIデータは終始BPM=78で一定に作ってありますので、このリタルダンドのBPM変化はコンガ演奏により実現しています。

システムはリタルダンドになったことを自動で認識しています。自動案内機能を使えば、自動で滑らかにテンポ変化を補正しながら行うことも出来ます。この動画では自動案内無しです。アッチェレランドにも対応します。

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庄司英一 (Eiichi Shoji, MONOZUKURI LAB)
人とロボットが共生する工学技術をめざして、先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。日頃の研究活動から、開示できる情報を発信します。

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