ポリイミド系高分子電解質によるナノファイバー創製と電子伝導層の附与

当研究室では、ポリイミド系の各種高分子誘導体の合成技術、機能材料の創製のための成膜技術、ナノファイバー化させるための紡糸技術、電子伝導層を附与する技術を有しています。ポリイミド系高分子はその優れた興味ある物性から、先端機能材料として、多方面での活用が期待されています。

ポリイミド系高分子電解質は有機溶媒に可溶なので、可溶化後、エレクトロスピニング法により、ナノファーバーが創製出来ます。条件により、線径が300nm程度のナノファイバーが創製できます。分子骨格がポリイミド系芳香族高分子なので強靭かつ機械強度、耐熱性、耐放放射線性、耐薬品性などに優れます。得られたナノファーバーは不導体ですが、これに電子伝導層を附与することで、導電性ナノファイバーとなります。下の写真は、電子伝導層にポリアニリンを導入したものです。ポリイミド系芳香族高分子電解質のナノファイバーマットが電子伝導層を有しているので、電極材としての応用性、電気化学挙動が興味あるところです。

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庄司英一 (Eiichi Shoji, MONOZUKURI LAB)
人とロボットが共生する工学技術をめざして、先端マテリアル創造ものづくり研究室として福井大学で活動しています。日頃の研究活動から、開示できる情報を発信します。

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